【E-01】機種依存文字を使っていない
丸囲み数字やローマ数字などの、OSによって文字化けする文字(機種依存文字)を使用していないかどうかをチェックします。
丸囲み数字やローマ数字に代表される機種依存文字は、OSによって意図しない文字に化けてしまうため、制作者と違うOSを使用しているユーザーに意味が通らなくなってしまいます。
【E-02】予告なしに音声や動画などが再生しない
音声ファイルや動画ファイルなどが使用されている場合、利用者が事前に把握できるよう配慮されているかどうかです。
アクセスしたページにて音声ファイルや動画ファイルが自動的に再生されると、利用者が対処しきれないことがあります。また、これらのファイルはデータ量が大きく、読み込みに時間がかかり、音声が出ることで利用者だけでなく、周囲の人にまで不快感を与えることもあります。これらのファイルを利用する場合は事前にユーザーに知らせ、またユーザーが再生、停止などの制御ができるようにしなければなりません。
【E-03】HTML以外のファイルに対する説明がある
PDFファイルやWord、Excelファイルなど、HTML以外のデータファイルを使用している場合、そのファイルに関して十分な説明がされているかどうかです。
PDFファイルやWord、ExcelファイルなどのHTMLファイル以外を配布、使用する場合、ブラウザ以外のソフトを使用することになります。配布するファイルに関連するソフトをあらかじめ案内し、ユーザーがファイルを使用できる環境にあるかどうか確認してもらうよう配慮する必要ああります。
必要なソフトがあるかどうか、ソフトを持っていない場合の対応はどのようにすれば良いかなどの詳細な情報を提供します。
PDFファイルの閲覧に関しては、Adobe Systems社から Adobe Reader というソフトが無償で配布されております。PDFファイルを使用している場合はPDF閲覧ソフトを持っていないユーザーのために、このソフトのダウンロードページへのリンクを用意しておきます。
Adobe Reader - ダウンロード
http://www.adobe.co.jp/products/acrobat/readstep2.html
【E-04】img要素のalt属性が適切に設定されている
画像を配置するimg要素のalt属性が設定されているかどうか。加えて、alt属性が代替テキストとしての役割を果たしているかどうかです。
alt属性に設定したテキストは、なんらかの理由で画像が表示されなかった際のフォローになるため、適切に設定するべきです。またHTMLの仕様上も必要であり、SEO対策としても必要となります。
【E-05】ブラウザの互換性への配慮がされている
それぞれのページが、幅広いOS、ブラウザ環境で、同じような機能、効果が実現されているかどうかをテストします。
店鋪は、できるだけ多くのユーザーが正常に閲覧できる努力をすべきですが、OS、ブラウザとも選択肢が多様・多岐に渡る現状では、全てを網羅するのは現実的に不可能なので、現時点でのシェア90%を目標にすることとします。
現状のブラウザのシェア率は、約7割の人が Windows の Internet Explorer を利用しており、残りの3割が Netscape や Opera、Mac の IEやNetscape、Safari、Opera、最近登場したFirefoxというブラウザやスクリーンリーダーを利用する人もおります。
ホームページが全てのブラウザで同じように見えるかと言うと、実はそうではありません。WindowsのIEで見た時には問題なくきれいに見られたのに、Netscape や Mac ではレイアウトが崩れて見えるということもよく起こります。
Internet Explorer において、以下の機能がありますが、IE以外のブラウザでは使用することができません。
<hr color="〜">
水平線に色を設定する属性。IEの独自拡張属性。Netscapeでは無視され、通常の水平線が設定される。
<marquee>〜</marquee>
テキストをスクロールさせる。IEの独自拡張機能。Netscape、Safariでは無視される。または正常に表示されない。
これらの機能タグの利用は避ける必要があります。特にmarqueeタグは限られたスペース内により多くの情報を入れられる機能なので、よく利用されますが、IE以外のユーザーには適切に情報が伝わらなくなります。
【E-06】Flash、JavaScriptなどは最低限に留め、代替情報を設定している
FlashやJavaScriptなどが使用されている場合、それはHTMLで実現できないものであるかどうか。またユーザーの立場から考えて、本来の目的に対する効果を本当に向上させるものであるかどうかを審査します。
FlashやJavaScriptなどは、閲覧の際の不具合を誘発しがちであるので、必要最低限に留めるべきです。どうしても必要な場合は、次善策として、それらを使用していない代替ページを用意し、FlashやJavaScriptが使用できない(又は使用したくない)ユーザーも同等程度の情報が得られるよう、配慮する必要があります。
【E-07】テキストだけで意味が通じる作りである
なんらかの理由で画像やFlash、JavaScriptなどが表示されなかった場合でも、表示された時と同等程度の情報が提供できるような配慮がされているかどうかです。
画像やFlash、JavaScriptなどが表示されなかった場合も、代替テキストの使用などを通じて、意味が通る作りになっていることが必要です。テキストだけでもそのページの目的や意味が通じるよう配慮すべきです。
【E-08】入力欄には内容、入力形式が明確に説明されている
注文フォームなどにおいて、入力する項目に関する説明が適切に行われているかどうかです。
【E-09】各ページは適切なデータサイズ内に納まっている
HTML自体のサイズだけでなく、ユーザーが実際に体験するのと同じように、画像等も含めた容量の評価です。
ブロードバンド時代でもモバイル機器を使用した場合や回線の混雑、サーバー環境などにより、転送レートが低くなる可能性はあります。1ページにおける画像を含めた70KB程度が適切とされており、この場合、おおよその環境(56kbps以降、AirHなど)で素早く(10秒程度)表示が可能です。


